2017年9月12日火曜日

銃撃ち比べ

 なろうで現代兵器チート的なの読んでると、主人公が銃を持つ時に、安全管理は重要だぜっ!みたいなスタンスの割に、結構簡単に銃のセーフティーを外している描写が見受けられます。討伐系のクエスト受けて森に入って、物音がしたら安全装置解除、とか。おそらくは即応性を高めるための描写ですが、本当に事前にセーフティーを解除したら早くなるの? ってことで、試してみました。
 といっても、統計的には相当酷い計測方法なので、あくまで参考程度に。そもそも僕は武器操作マスターチートとか一切無い素人だしね。

 計測方法は、Stealth-Target ST17のタクティカルターゲットで65枚のターゲットを撃ち終わるまでの時間です。銃はM4を使用しました。弾倉は30発入りを3本使用し、エマージェンシーリロードを使用しています。


 今回はハイレディで1セットごとにセーフティを使用する撃ち方と、ハイレディで最初から最後までセーフティをセミにして撃つ方法を試しました。他に依託射撃(セーフ有りのみ)とローレディ(セーフ有りのみ)も計測しました。

 結果
1) ハイレディ/セーフティ使用:160秒/70発(5発ミス)
2) ハイレディ/セーフティ未使用:166秒/76発(11発ミス)
3) 依託/セーフティ使用:145秒/74発(9発ミス)
4) ローレディ/セーフティ使用:180秒(62枚で時間切れ)/68発(6発ミス)

 という感じでした(先頭の数字は射撃順)。
 セーフティを使うほうが早いですが、後に撃ったセーフティ未使用は、疲れてきたためにミスファイアが増えて時間が遅くなったものと思われます。
 三脚を使った依託射撃をまじめにやったのは初めてなので、調整が合わずにちょっと撃ちづらかったです。もうちょっと早くなるかも。でも銃の先端が固定されてしまうと、照準を変えるのに体の位置を動かす必要があるので、立射よりはかなり撃ちづらいです。
 ハイレディは銃の重心をあまり移動させることがないので、重量物を持ってる程度の疲れしかありません。一方、ローレディは銃を大きく移動させるため、サポートハンドがかなり疲れます。

 ということで、簡単に計測した限りでは、セーフティの有無では有意差は無い気がします。
 機会があれば、セーフティ未使用→セーフティ使用で時間を計測して、平均を取ったほうが良いかな、と思っています。


 今回は操作性のいいM4を使いましたが、89式小銃とかだとどうなるんだろう。アレも慣れてる人は操作が凄まじく早いので、89式の操作に慣れてる人に計測してもらいたいなぁ。セーフ・セミ・3点・フルのセレクタの写真が出てきている以上、セーフ・フル・3点・セミは遅い(あるいは同じ速度でも面倒)ってことなんでしょうけども。


 そもそも、何らかのイベントでセーフティを解除する、という描写は、「このキャラクタは安全装置を使用しているんだ」という描写をするのが最大の目的だと思います。なので即応性とかどうでもいいのでわ

 個人的には使う銃をコロコロ変える主人公は信用ならないわけですが、でも操作マスターチートあれば良いのかなー。いや、チーム内で弾薬の共通化すらできてない主人公はダメだッ。そういうこと考えてるから楽しく読めないんだろうなぁ。

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