道具とか

　普段使ってる道具。主にはんだ付け回り。


　ハンダゴテ。白光の温調を使ってる。
　コテカバーはコンセント抜いて冷めるのを待つこと無くすぐ収納できるので便利。ただしコテの高温部すべてを覆うことはできないので、すぐ工具箱に突っ込んだりはしないほうが良い。
　コテ先はC型を使ってる。microSDソケットを実装した時はちょっと大変だったけど、それ以外だと1608のチップくらいなら問題ないし、ピンヘッダのようなモノも問題なし。ちょっと太めの電線とかもはんだ付けできる。
　amazonで以下3個セットで4400円くらいで売ってるので、電子工作入門でまとめて買うのもアリ。ただしC型のコテ先はコテの向きが重要なので、慣れないと大変かも。でもC型は便利なので、まずはこの3種セットを買って、慣れたらコテ先を交換すると良いかも。



　コテ台は無くてもなんとかなるけど、やはりあったほうが便利。
　温調タイプのコテであればドライタイプのクリーナーで良いので、水の補給がいらない金属タワシのタイプが便利。



** 追記：2017/09/18
　コテ台は安価な折りたたみ型のタイプなどもありますが、コテの先端が上を向くタイプは安定性が低く、また安全性も低いため、ある程度慣れた人が工具箱に予備に入れておく以外はおすすめしません。
　台に立てかけるタイプだと、高温部が露出したままで危険であり、また安定性も低いです。
　上で紹介している形状の挿入型であれば、高温部はある程度カバーされ、かつ下向きとなるため、故意に触ろうとしない限りは誤って触れる危険が低くなります。また置いたり取ったりも簡単ですし、安定性も高いです。
　挿入型でも安いコテ台はありますので、初めてはんだ付けを行う時の道具選びの際は、立てかけるタイプは避けるようにしてください。
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某組織のマニュアルに従い、ってわけでもないけど、鉛フリーはんだは使わず、有鉛ハンダを使ってる。
　個人的には、ハッコーのSn60%よりホーザンのSn60%のほうが好き。コレばっかりは好みの問題だと思うので、ホームセンターで3mくらいのハンダをいくつか買って試してみると良いかも。
　あんまり使わないけど、いざという時のために銀ハンダがあると便利。圧電素子のはんだ付けとかをするなら銀ハンダは必須。でもそんなに大量には使わないので、3m売りとかでも充分。



　QFPとか細かい部品を使う時はフラックスがあると心強い。でもほとんど使うことはない。僕はかなり昔に買ったモノがほとんど使われずにまだ残ってる。



　チップパーツを扱うなら必需品のピンセット。タミヤのほうが鉄分が多いのか固く、点でつかむことができる。ただし磁化しやすく、パーツが張り付いてしまう。ANEXの方は若干柔らかく、線でつかむことができる。こちらは磁化しないので、チップパーツが張り付くこともない。
　金属のピンセットだと、先端にヤニがついてもライターで炙って除去できるので便利。
　太いピンセットも有ると、スズメッキ線の取り回しが楽になる。



　電子工作なら細線用を持っておけば充分。ただ細線用はほんとに細線しか剥けないので、ある程度容量のある線を多数剥くなら中太線用もあると便利。
　細線用は単芯AWG28も剥けるので、ジュンフロン線とかにも使える。ただし先端のペンチ部が邪魔で、基板上に乗ったジュンフロン線の皮膜剥きは厳しい。
　ストリップゲージは大量に同じ長さで剥きたい時は便利だけど、着脱が大変でつけっぱなしになるが、普段はかなり邪魔。工具箱に入れる時も邪魔。



　リードベンダはリード部品を2.54mmピッチで曲げられるので便利。トランジスタ型のパーツを2.54mmピッチにフォーミングするのにも使える。あとブレッドボードのジャンパワイヤを作るときにもあると便利。
　ピンそろったは便利だけど、最近はDIP部品をほとんど使わないので使ってない。昔、DIP28だったかのICを大量に(といっても25個位)使った時は持っててよかったと思った。これからもDIPパーツを多用するなら、持ってて損はないはず。



　電子工作では必須のニッパー。1桁安いものも有るけど、かみ合わせが良くない場合がほとんど。変な店で3千円くらいのニッパーを買っても、かみ合わせが悪いことも有る。粗悪品かもしれないモノを買うくらいなら、ホーザンのニッパーを買ったほうが確実。ただしちょっと太いものを切ると簡単に刃毀れしそうなので、そういうものを切る用の安いニッパーも揃えておくと良い。



　今のところ思いつくのはコレくらいかな。他にも必用な道具はいろいろあるけど、個人的に気に入ってない道具は紹介してない。気に入った道具が増えれば追加するかも。

追記：2017/11/10
　ピンセットとニッパーを追加。