2017年3月2日木曜日

超音波風速計 センサ間の距離を計算してみる


 ADTで計測した気温から音速を計算し、センサで計測した時間差との積で距離を計算し、その値を使って計算してみた。
 今日も暖かくてなかなか温度差が作れない。
 南北方向の風速は温度ドリフトがかなり少なそうだが、東西や上下はかなりドリフトしてる。
 センサの計測軸はCh1が60度、Ch2は180度、Ch3は300度の方向にある。南北方向は0.5Ch1, -1Ch2, 0.5Ch3の加算で誤差が平均化される。東西方向は0.5Ch1, 0Ch2, -0.5Ch3の加算で、平均化はされるが南北が3軸の平均されるのに対し、東西は2軸の平均なので若干ドリフトが有る。上下はすべての軸が加算されるから、平均化されることはない。と、考えると、ENUの誤差量に説明がつきそうだが、しかしそれぞれの軸は双方向対象に計測しているから、理想的な状態であればそもそも計測誤差は発生しないはず。

 さて、これからどうしようかねぇ。
 風洞作り、恒温槽作り、あるいは無響箱、その他何らかの校正に使える機材をどうにかしないと。

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