2017年2月20日月曜日

超音波風速計 やっぱり温度を測る

 最近ずーっと超音波風速計ネタですね。飽きるまでもうしばし掛かりそうなのでご了承ください。



 1枚目は横軸が経過時間[hour]、縦軸が℃で、青がサーミスタで計測した値、赤が超音波から計算した値です。
 2枚目は横軸がサーミスタの温度[℃]、縦軸は青が左のスケールで超音波から計算した温度、赤が右のスケールでサーミスタと超音波の差です。

 サーミスタと超音波の差はほとんどが±1℃程度に収まっているようです。時間経過の方を見てみると、超音波よりサーミスタが遅れているようです。例えば温度が下がるときは超音波のほうが先に下りますし、温度が上がるときは超音波のほうが先に上がります。これはほとんど流れのない部屋で計測しているので、サーミスタの時定数が大きくなっているのかもしれません。温度の計測誤差は大半がこの時間遅れの影響な気がします。そう考えると、超音波のほうが正しく、サーミスタのほうが正しくない(ちょっと前の)値を出している、とも言えそうです。

 それにしても、部屋の温度って暖房を止めたらコンスタントに下がり続けるんですね。1時間に0.5℃くらいのペースでしょうか。コレ暖房付けないでいたらどこまで下がるんでしょう。温度差が0になるまで下がるとしたら氷点下まで行くんでしょうか。30時間ぐらいかかりそうですけども。


 とりあえず、今回の計測では異常値らしい値は確認できませんでした。一番有り得そうな原因は潰したはずなので、おそらく発生することはないと思いますが、前回は11時間で7回程度だったので、発生頻度は高いとはいえません。もしかしたら今後出てくるかもしれませんが、今のところは問題ないと考えています。


 そろそろブレッドボードじゃなくて、ユニバーサル基板で作り直したいな。でも面倒くさい。いくら能動的アナログ素子使用禁止縛りとは言え、分圧抵抗の抵抗器もバカになりません。1chあたり抵抗が3本で6chあるので18本もあります。ってコレでも充分少ないんでしょうけども。あとはカップリングコンデンサが0.1uFとは言え18個ありますが、こちらは1608のチプコンがあるので、多少はらくだと思います。分圧抵抗もチップ抵抗にできればすっげー楽なんでしょうけど、手持ちにないのでどうしようもない。

 わざわざチップ抵抗を2種類買うために秋月を使うのもなぁ。前に東京に住んでる人と話した時に「東京に住んでたって電車代とか考えたら通販のほうが安いですよ」とか言われましたが、そういう問題かなぁ。そのあたりを乗り越えた先に新しい世界が有るのかもしれませんが、そこに達するには時間がかかりそう。いろいろな面で余裕が必用そうな気がします。
 手持ちの超音波素子が必要数に達しなければ秋月で買うしか無いので、その時にチップ抵抗も買うんですが、探したら必要数出てきちゃいました。ということで、しばらくは手持ちの部品で頑張ってみます。

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