2017年1月13日金曜日

日本周辺の標高

前回(世界の標高)の続きです。前回は世界全体の標高だったので、今回は日本周辺の標高です。


全体的に暗いのが通常スケール、全体的に明るいのが対数スケールで着色した画像です。通常スケールでは標高の高い山脈等は綺麗に見えますが、平地のダイナミックレンジが狭いという欠点があります。逆に対数スケールでは比較的なだらかな場所でも標高の変化がわかりやすいのですが、山脈のような部分は一様に塗りつぶされてしまうという問題があります。平地を重視するなら対数スケール、山脈や直感を重視するなら通常スケール、という感じでしょうか。



この画像は一部をトリミングしたものになります。最初の画像と同様に通常スケールと対数スケールで、レンジは同じです。
通常スケールでは山脈の谷間が綺麗に見える一方で、関東平野のあたりは一様に塗りつぶされています。
逆に対数スケールは山脈の形状を把握するのは困難ですが、平野のわずかな凹凸を把握することが可能です。


もうちょっと細かいところまで見たいので、次はDEM10Bのデータを使ってみようかと思います。こっちはz14まであるので、今回の画像の64倍細かいところまで見えるはずです。データ量も凄まじいことになるんでしょうけども。


// 年明けてからこっち、真面目な話題ばっかりなので、そろそろネタに走った何かやらなきゃなぁ。。

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