2016年10月2日日曜日

Google EarthでNMEAを表示したい(場合に予めやっておくこと)

Google EarthでNMEA0183を表示しようとすると、世間一般ではGPS Babelに食わすことが一般常識化しています。でもGoogle EarthだってNMEA0183は直接食えます。
一旦別ソフトを通すのって面倒ですよね?ということで予めGoogle Earthで食えるデータにしておきましょう。

といっても特別なフォーマットに変換して保存するといった事は必要ありません。
Google EarthでNMEAを読み込むために必要なデータは日付・時間・緯度・経度です。高度は必要ありません。
上記のデータを満たすにはGPRMCがあれば十分です。ただしGPRMCには高度情報がありませんから、地上を動き回るローバー系であれば問題ありませんが、缶サットのような飛びもの系では高度情報が必要となります。ということで高度情報を含むGPGGAも出しておきましょう。

ただ、GPGGAとGPRMCを出力する、というのは予めGPSモジュールを設定しておく必要があります。これが不可能で、GPGGAしか出ていない(日付情報が無い)といった場合にはGPS Babel等で変換する必要があります。


ということで、予めGPSモジュールを設定しておけば楽だよ!という話でした。
「GPSモジュールのコンフィグなんて面倒だよ!」という人もいるかもしれませんが、GPSのコンフィグはGPSモジュールを買ったときに1回だけ行えば済みますが、GPSデータの変換は計測毎に行う必要が有るため、大抵の場合は予め設定したほうが楽だと思います。

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